※このコラムは3分ほどで読むことが出来ます!
“食サポ”=食生活サポートの略です。

「スポーツを通じて子どもたちの未来を変えたい!」

スポーツ指導者だけでなく選手、保護者を含めたあらゆるスポーツ関係者を
総合的にサポートする活動を続ける、
特定非営利活動法人スポーツ指導者支援協会の伊藤様より、
The部活!webのために
読者の皆さんの部活生活にとても大切な
食生活サポートに関するお話をシリーズでお話していただきます。

是非お楽しみに!

今回は第1回です。では伊藤様 よろしくお願いいたします。

 

 

 

第1回:食生活はだれの問題か

こんにちは、伊藤です。

早速ですが、この字はなんと読めますか?

 

 

そう。もちろん「食」です。

 

今回からこの記事をとおして、普段スポーツをしているみなさんに向けて
「食生活」についてお話しをすることになりました。
よろしくお願いします。

 

最初の質問はなんだったのかって?
実はちょっとしたメッセージを込めています。

一見すると、なんと書いてある字か読めないような、でもよく見ればなんてことない食という字。
この字が、これからこの記事を通してみなさんと過ごす時間を物語っています。

この記事では、ちょっと変わった切り口から私たちの食生活に切り込んでみたいと思います。

 

そう、いわゆる『スポーツ栄養学講座』ではないということです。
期待ハズレですか??

たとえばどういうことか。
「バランスよく食べましょうね」とか「栄養素のもたらす最新の研究結果によると・・」とか言うつもりはありません。

でも限りなくスポーツをするみなさんには深く関係する話ばかりです。

なぜなら、これまで私が全国の多くの中高生のスポーツ選手に関わる中で出くわしたことばかりだからです。

 

さて、はじめていきましょう。

 

★食生活についての悩みは⁇

まず、みなさんは今、食生活について何か悩みはありますか?

たとえば、『好き嫌いがある』・『たくさん食べられない』・『練習後の夕食が遅い時間になっていて食べていて大丈夫かな』とか‥。

もしくは、食は、私たちの身体の材料に違いありませんから、食生活の悩みは=(イコール)身体の悩みにも置きかえられますね。
つまり、『背が伸びない』とか、『体重がなかなか増えない』とか‥。いかがでしょう?

もちろん中には『悩みはない』、という人もいることでしょう。

『何かしら悩みがあるかな』と思い描いたあなたは、その悩みはいつから抱えていますか?

いつからって言われたら‥、ずっと前からかも。というあなた。それは困りますよね。

残念ながら、悩みは常にあらわれるものだと思っておいた方が良いでしょう。
そう今悩んでいることが解消されたら、また新たな悩みがあらわれるものです。
尽きることはないのです。ただ、同じ悩みをずっと抱え続けるとしたら・・それは困りますね。

それこそが問題です。

この記事では、ぜひその解決の糸口を探れるような記事にしたいと思っています。

『今、悩みはない』というあなた。これまで悩みがなかったのはうらやましいかぎりです。
ぜひその秘訣を教えてほしいくらいです。

ただ、もしかしたら明日、突如悩みがあらわれるかもしれません。
そんなときのために、読み進めてくれても良いような記事にもしますね。

 

★食生活はだれの問題か

 

さて、先ほどの悩みの話に戻ります。もしその悩みを解決するとしたら、最も関係する人はだれでしょうか??

あえて、1人にしぼって浮かべてみて下さい。だれが浮かびますか?

自分以外の他人(お母さん?お父さん?先生?コーチ?友だち?・・・)が浮かんだあなた。

その人が浮かぶのはどうしてでしょうか?

だって、食事を作っているのはお母さんだし‥。

背が低いのは親の遺伝だろうし‥。

好ききらいの原因となったのは、小学校の先生に無理やり食べさせられたからだし‥。

こんなところでしょうか。

最もな理由ですね。

ただあえて問います。本当にその人が最も関係しているのでしょうか?

 

一方、最も関係するといったら、そりゃ自分でしょ。と思ったあなた。

全ては自分次第だし‥。お母さんが作ってくれても食べるかどうかは自分の問題だし‥。
おおかたこのあたりがその理由でしょうか。

そのとおりですね。

結論としては、私もこの考えに賛成です。

ただ、こちらのみなさんにはあえてこう問いたい。

本当に自分が最も関係していると思っていますか?

こういう質問は、結局「自分」と言わせたいんでしょ。と先回りして回答を考えた人は特に要注意です。

答えが当たれば良いという問題ではありません。

 

ここで確認したいことは、あなたに悩みや問題が生じたとき、まず「自分」に目を向けているか。ということです。

勘違いしてほしくないのは、全ての原因は自分しかいないというわけではありません。

悩みや問題の原因はひとつとは限りませんからね。

だから、みなさんに近いだれかが関係することも考えられます。

ただ、「自分」をさしおいて、すぐに自分以外の「だれか」にその原因をぶつけているとしたら、

それは本当にそうなのだろうか、と今日から自問自答してみることをオススメしたいのです。

 

最後に、なぜ、この点を確認したいかをまとめていきます。

 

みなさんの抱えている悩みや問題に、自分が最も関係していることがわかれば、何ができるのか。
それは、みなさん自身の何かが変われば、悩みや問題が変わる(もしかしたらなくなる)可能性があるということですね。

これがもし他人が最も関係しているとしたら、その人に変わってもらわなければなりません。

これはとても難しいことです。
いくら頼んでも変わってくれない人は変わってくれませんから。

そう考えれば、実は自分が最も関係していると分かることは、最も簡単な(解決しやすい)ことなのでは。
みなさん自身をコントロールしているのはみなさん自身ですよね。

 

では、変えるべき何かとは何か。

たとえばそれはみなさんの『行動』なのかもしれません。
好ききらいしていることを問題視しているのであれば、嫌いなものも食べれば良いのです。

もしくは、みなさんの『考え方』なのかもしれません。
たとえば、背が低いことが悩みだと思わないようにする、ということです。

だって、背が低い人は世の中にたくさんいますからね。

かくいう私も背が低い部類の人です(日本人男性の平均身長よりも低い・・)。

だからそれに悩んだことももちろんあります。
今だって、背が伸びればなぁと思うこともないわけではありません(ムリですが‥)。

でも、そんなことに悩んでも仕方ないかもしれないな、と思えるようになったら気が楽になりました。

 

ということで、これから自分の変えるべきは何か、

これに注目していけるような切り口でいくつかお話をしていきたいと思います。

食生活から新しい自分の発見や出会いがあると良いですね。

もちろんスポーツにも身体づくりにもおおいに関係することです。

※第2回に続く

 

☆伊藤慧(いとうさとし)1982年生まれ、愛知県出身。
NPO法人スポーツ指導者支援協会プロジェクトマネージャー。小学3年からサッカーを始め、中1と高3のときに膝の半月板の手術を経験する。それがきっかけでスポーツ医学に興味をもち、筑波大学体育専門学群を経て、同大学院体育研究科スポーツ医学研究室を修了。その間、少年サッカーのコーチや高校サッカー部のトレーナーとして現場に携わる。その経験の中で、よりスポーツ界に広く携わりたいと思うようになり、NPO法人スポーツ指導者支援協会に就職。同時期(2007-2011年にかけて)、(公財)日本サッカー協会ロジカルコミュニケーションスキル講師を務め、選手育成や指導者養成に携わる。現在は、高校サッカー部の現場で経験したことを元に始めた「食生活サポート」事業を中心に、全国約40の小〜大学生のチームサポートやスタッフ養成に力を注いでいる。また、J1クラブの若手選手の研修も務める。

 

特定非営利活動法人スポーツ指導者支援協会、伊藤様

ありがとうございました。

次回をどうぞお楽しみに!

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