※このコラムは3分ほどで読むことが出来ます!
“食サポ”=食生活サポートの略です。

「スポーツを通じて子どもたちの未来を変えたい!」
スポーツ指導者だけでなく選手、保護者を含めた
あらゆるスポーツ関係者を総合的にサポートする活動を続ける、
特定非営利活動法人スポーツ指導者支援協会の伊藤様の書下ろしです。

今回のお話はとても面白いです!
ついつい
(・_・D フムフム と、うなづきながら
読んでしまいます。

ではさっそく行きましょう!
伊藤様、 よろしくお願いいたします。

第8回:「たられば」とおさらば!?

こんにちは。伊藤です。
8回目となりました。
毎回思うことは、「もっと文才があればなぁ」ということです。
いつも読んでくれてありがとうございます。

今回は、食生活を通して、感傷にひたって…。

というわけではありません!
今回のタイトルにした「たられば」を取り上げます。

◎「たられば」とは?

そう。「〜だったらなぁ」とか、「◯◯があればなぁ」とかのことです。
一度は口にしたことがありますよね?

え?ほぼ毎日?

まぁ、日常生活の中でよく使う人もいることでしょう。
もちろん、食生活においてもです。

例えば・・
・ 好ききらいがなければ、給食で困らないのに・・
・ トマトがこの世になければなぁ・・(トマトごめんなさい・・)
・ 体重がもっとあれば(orやせていれば)・・

おっと、これもですかね。
・お菓子なんかなければ、食べすぎることはないのに〜

挙げればキリがありませんね。
嘆き節ともとれるフレーズで使われる「たられば」ですが、

あえて、「たられば」をポジティブに捉えてみましょう。
なぜかって、そうすることで今あなたがぶち当たっている「壁」が見えてくるからです。

先ほどの例で言えば、
「好ききらい」「トマト」「体重」「お菓子」が、その人にとっての「見えている壁」です。

これらのどこがポジティブなのか。
見えている壁ならば、なんらかの対策が練られるからです。
見えていないものに対しては、どうもしようがありません。

もっとも良いのは、乗り越え方を考えられることでしょうが、
もしかしたら、乗り越えなくとも良い、「かわす」方法が見つかるかもしれません。
たとえば、お菓子をやめることなく、食べすぎにならないような方法です。

だから、「たられば」を使っているということは、「見えている」ということです。
今のあなたに立ちはだかっている壁が。
あとは、その壁に向き合えるかどうかです。
これが悩ましいところですね。

◎あえて、牛乳の横に炭酸ジュースをおくお父さん

ここで、あるお父さんが教えてくれたお話を紹介します。
このお父さんのこと、皆さんはどう思いますか?意地悪ですかね?

我が家では、ジュースやお菓子の食べすぎを注意しません。
買い与えないこともしません。
むしろ、あえて子どもの目のつくところに置くようにします。
たとえば、冷蔵庫の牛乳の横に炭酸ジュースを置いておくのです。
その上で、子どもがどうするか。
常に牛乳と炭酸ジュースと向き合う機会をつくっています。

おもしろいですね。(え、うっとうしい?)
周りにいたお母さんたちは目を丸くされていました。

この後、お父さんの考え方を聞いて、「なるほど」と思わされました。

私(お父さん)は我が子に対して
「親や先生やコーチといった周りの大人たちは、君たちの成長を邪魔する存在だ。
だから君たちは、その邪魔するものを乗り越えながら生きていかなければならないんだよ」と話しています。
“かわいい子には旅をさせろ”ということわざがありますが、それと同じことです。
我が子にジリツしてほしいからこそ、
親である私が、あえて課題を与えなければならないと思うのです。

「課題」という言葉は、「壁」と同じ意味合いですが、よりポジティブに感じますね。
物は言いようですね。

さて、この話、皆さんを取りまく人側の言い分に聴こえるかもしれませんが、
皆さんにとって本当に不都合な内容と言えるでしょうか。

壁(課題)はない方が良いのか?
と尋ねられているわけです。

いっときのことであれば、即答で
「ない方が良い!」と答えるかもしれません。

でもこの先もずっとなくても良いと言えますか?
ぜひ自分自身に問いかけてみてほしいのです。

少なくとも私にとっては、
乗り越える壁(課題)がないことが、もっとも悲しいことのようにも思います。

だから、「たられば」とはおさらばする必要はないです。

ぜひ嘆きたいことは嘆きましょう。
その上で、とことん向き合っていきたいですね。

受け入れるしかないこともたくさんあります。
トマトはなくなりませんから!

とりあえず受け入れてみたら、ぜひ「じゃあどうしようかな」と問いかけてみて下さい。
発想力豊かな皆さんなら、きっと自分なりの良いアイデアが浮かぶはずです。

トマトとうまく付き合える方法も(笑)
(注:私はトマト大好きですから!)

 

伊藤様 どうもありがとうございました。
納得のお話でしたね!
それでは次回をお楽しみに!

☆伊藤慧(いとうさとし)1982年生まれ、愛知県出身。
NPO法人スポーツ指導者支援協会プロジェクトマネージャー。小学3年からサッカーを始め、中1と高3のときに膝の半月板の手術を経験する。それがきっかけでスポーツ医学に興味をもち、筑波大学体育専門学群を経て、同大学院体育研究科スポーツ医学研究室を修了。その間、少年サッカーのコーチや高校サッカー部のトレーナーとして現場に携わる。その経験の中で、よりスポーツ界に広く携わりたいと思うようになり、NPO法人スポーツ指導者支援協会に就職。同時期(2007-2011年にかけて)、(公財)日本サッカー協会ロジカルコミュニケーションスキル講師を務め、選手育成や指導者養成に携わる。現在は、高校サッカー部の現場で経験したことを元に始めた「食生活サポート」事業を中心に、全国約40の小〜大学生のチームサポートやスタッフ養成に力を注いでいる。また、J1クラブの若手選手の研修も務める。

★スポーツ指導者支援協会HP:
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