あと2回!いよいよ核心に迫ります!

※このコラムは3分ほどで読むことが出来ます!
“食サポ”=食生活サポートの略です。

「スポーツを通じて子どもたちの未来を変えたい!」
スポーツ指導者だけでなく選手、保護者を含めた
あらゆるスポーツ関係者を総合的にサポートする活動を続ける、
特定非営利活動法人スポーツ指導者支援協会の伊藤様の書下ろしです。

こんにちは。伊藤です。
残すところあと2回となりました。
あと2回、おつきあいを。 

”食サポ” コラム
第9回:トップアスリートの食生活からなにが学べるか

2020年と言えば東京オリンピックです。
少しずつ!?盛り上がっているような気がしますし、
せっかくなので、このコラムでもそれに関連づけた内容を書いてみます。 

「オリンピック」と言えば、多くのトップアスリートを目にしますね。
もしかしたら、本気で東京オリンピックを目指している選手が、
このコラムを読んでくれているかもしれません。(だとしたらうれしいなぁ)

ということで、今回は「トップアスリート」に切り込んでみたいと思います。 

トップアスリートの食生活って気になりますか?

書籍からはもちろん、
ネットがつながれば、簡単にアスリートの食生活に関する記事を探すことができますので、皆
さんも1つや2つは目にしたり耳にしたりしたことがあるでしょう。

・A選手は、毎日ご飯を毎食3杯はおかわりをしています
・B選手は、徹底して◯◯を含むものを口にしないようにしています

なんて話です。 

もしくは、目にするだけでなく、
実際に取り入れている人もいるかもしれません。
なんと言ったって、トップアスリートが行うことですからね! 

え、ここでトップアスリートの食生活を紹介してくれるんじゃないの?
と思ったあなた、忘れていませんか?

このコラムはそういうのではありません・・・。(だからと言って、ここで辞めないで!) 

このコラムの大きなテーマは、“食生活から『自分』がみえる”ことです。
トップアスリートの食生活から、私たちの「なに」がみえるのか。

進めていきましょう。 

◎トップアスリートは、現実的な理想像


パフォーマンスレベルが一定水準以上にある彼らは、トップアスリートと呼ばれます。
そうではない私たちからすれば、「理想」の姿です。
理想というと、どうしても「机上の空論」とも批判されますが、
実際にいる選手のことなのですから、もちろん「現実」です。

だから私は、トップアスリートは、
私たちにとって「現実的な理想像」なのだろうと捉えています。
 

となると、トップアスリートの食生活は、
もっと良くなりたいと願う私たちにとっての「正解」だと考えるのが自然です。

正解であれば、「真似る」ことも当然だと言えます。
だから、「憧れのC選手と同じような食べ方をしています!」という高校生からは、
意欲も向上心も感じられ、当然のことをしているのだろうなと思います。 

ただし、本当にこれで良い(意識高いね〜と言っても良い)のでしょうか? 

◎潜む落とし穴?

 

私は、ここに「現実的な理想像」の落とし穴が潜んでいるように思えてなりません。
どうしてかって?

2人のトップアスリートの食生活が矛盾していたらどうします?

→自分の好きな方の選手の食べ方を信じる?
→指導者や栄養士が進める方を信じる? 

信じる(信頼)ことのなにがいけないの?と思うかもしれません。
信じることを否定したくはありません。
ただし、信じすぎていないか、とは問いたいです。 

結果として全く良いことが起こっていないのに、
下手をすればむしろ少しばかり状況が悪化しているのに、
全く疑問を感じていない中学生や高校生、もっと言えば保護者
そして指導者にも何人も出会ったことがあります。
 

◎信じるものは救われるとは限らない!?

 

信じることで救われる人はいますが、救われない人もいます。
事実は、たとえ事実であっても、あなたにとっての唯一の答えではありません。

事実はたくさんあるのです。

まだ科学では解明できていない事実もたくさんあるのです。
それが現実です。
しかし、現実的な理想像であるトップアスリートは、
これらを忘れさせてくれるものでもあります。

決めつけさせる、ということです。 

◎トップアスリートの食生活から学べることは?

 

じゃあ、トップアスリートの食生活からはなにも学べない、と言いたいのか!
という声が聞こえてきそうですが、そうではありません。 

学べることはもちろんあります。

ヒントは、あなたが彼らの食生活から「すごい!」と感じたかどうかにあります。
「すごい!」と感じたならば、このコラムでも提案しているように
ぜひその「すごい!」をなんどもなんども掘り下げてみて下さい。 

なにがすごいのか?
なぜすごいと思ったのか?
本当にすごいと言えるのか? という感じに。 

その先に見つかるもの(=答え)が「なにか」私には分かりません。
なるほど〜という考え方からトップアスリートの見え方が変わるかもしれません。
意外に自分と似ているなぁという共感かもしれません。
今のあなたにとって最も辛いことに直面するかもしれません。 

それらを探すことがトップアスリートの食生活からの「学び」なんだと思います。
目に見える食べ方だけが「学び」になるほど、
トップアスリートは安くないと私は信じています。(笑)

その食べ方に至る「なにか」が、トップアスリートのトップアスリートたる由縁であり、
今の私たちにとっての大きな学びになる可能性があると思います。
 

◎ まとめ

 

トップアスリートの食生活から、私たちが今「学ぶ」ことがみえてくる。
これがこのテーマに基づく、私なりの考え方です。 

今回は、具体的な話が少なくイマイチなぁ、と感じたかもしれません。
ぜひ皆さんの力で具体的なことにあれこれ置きかえてみてほしいのです。

食べ物でたとえると、今回はあえてカタイまま皆さんに渡しました。
だから、皆さん自身で

よく噛み砕けば、消化吸収されやすくなりますよ

 

伊藤様 どうもありがとうございました。
最終回に向けてレベルが上がってきましたね!

皆さん自身でしっかりと考えてみましょう!
それでは次回の最終回をお楽しみに!

☆伊藤慧(いとうさとし)1982年生まれ、愛知県出身。
NPO法人スポーツ指導者支援協会プロジェクトマネージャー。小学3年からサッカーを始め、中1と高3のときに膝の半月板の手術を経験する。それがきっかけでスポーツ医学に興味をもち、筑波大学体育専門学群を経て、同大学院体育研究科スポーツ医学研究室を修了。その間、少年サッカーのコーチや高校サッカー部のトレーナーとして現場に携わる。その経験の中で、よりスポーツ界に広く携わりたいと思うようになり、NPO法人スポーツ指導者支援協会に就職。同時期(2007-2011年にかけて)、(公財)日本サッカー協会ロジカルコミュニケーションスキル講師を務め、選手育成や指導者養成に携わる。現在は、高校サッカー部の現場で経験したことを元に始めた「食生活サポート」事業を中心に、全国約40の小〜大学生のチームサポートやスタッフ養成に力を注いでいる。また、J1クラブの若手選手の研修も務める。

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